笑う門には福来る!笑いの持つ効果についてPART1(担当:岡﨑)
こんにちは!
職場の健康づくりをお手伝いするOSUヘルスサポートアカデミーの岡﨑です。
本日は『笑い』についてお届けいたします!
突然ですが・・・
皆さん最近笑っていますか?
ふと自分を振り返るといつだったかな?と分からなくなるくらい前のことに思います。
今の世情からなかなか思いっきり大声で笑うことが難しいですよね。
でも皆さんに知っていただきたい・・・
笑いが心や体にもたらす効果を!!
笑いは心や体にとても良い事ばかりもたらしてくれています。
☆免疫機能向上
①がん・感染症の予防
→免疫機能バランスを整え病気になりにくい体になります。
②自律神経のバランスを整える
→自律神経には、体を緊張モードにする交感神経とリラックスモードにする副交感神経があり、両者のバランスが崩れると体調不良の原因となります。
通常起きている間は交感神経が優位になっていますが、笑うと交感神経が促進し、その後急激に低下することにより、リラックス効果をもたらすので、交感神経とのスイッチが頻繁に切り替わることになり、自律神経のバランスが整います。
☆生活習慣病予防
血管拡張作用や血糖値の上昇を抑える効果など生活習慣病の予防に役立ちます。
思いきり笑ったときの呼吸は、深呼吸や腹式呼吸と同じような状態です。
体内に酸素がたくさん取り込まれるため、血のめぐりが良くなって新陳代謝も活発になります。
☆脳の働きが活性化
脳の海馬は、新しいことを学習するときに働く器官です。
笑うと脳が活性化されて、記憶力アップにもつながりやすくなります。
また、笑いによって脳波のなかでもアルファ波が増えて脳がリラックスするほか、意志や理性をつかさどる大脳新皮質に流れる血流量が増加する為、脳の働きが活発になります。
認知機能低下の予防にも効果があります。
☆筋力アップ!?
笑っているときは心拍数や血圧が上がり、呼吸が活発となって酸素の消費量も増えます。
静かに過ごすより笑っているほうが、カロリーの消費量が多くなります。
さらに、大笑いするとお腹や頬が痛くなるように、腹筋、横隔膜、肋間筋、顔の表情筋などをよく動かします。
笑いすぎた時「お腹が痛い!」って言いますもんね!
笑うことでそういった筋肉が鍛えられ、ダイエット効果も・・・多少は・・・笑
☆幸福感と鎮痛作用
笑うと脳内ホルモンであるエンドルフィンが分泌されます。
この物質には、幸福感をもたらす作用と痛みを軽減させる作用があります。
ご高齢の方々は定年退職・配偶者の死・身体面の老化といった社会的、心理的、身体的な喪失体験を多く経験する年代でもあり、そこから心の病気になる人もいます。
笑いがもたらす幸福感は、心の安定にとても役立ちます!
☆印象アップ
ずばり好感度です。誰も怒っている人には近寄らないと思います。話しやすい雰囲気を作り出せるので笑顔は大切です。
☆ストレス解消
笑っているとき思考は停止します。嫌なことをその時は忘れ、思考が変化します。
思いつめたり、心が疲れたらぜひ笑えるものを探し思いっきり笑いましょう!
皆さん!ご理解いただけましたか?
笑うにも微笑み・大笑いなど程度がありますが、『微笑む』も笑いです。
まずはなかなか笑えない方も『微笑む』ことから始めてみませんか?
作り笑いでも、口角をあげて微笑むと表情筋は働きます。
また楽しいという感覚(錯覚)が脳に伝わります。
次回は具体的に笑う方法についてお話したいと思います。お楽しみに!