老化の原因!?糖化(AGEs)についてPART1(担当:大石)
こんにちは!
職場の健康づくりをお手伝いするOSUヘルスサポートアカデミーの大石です。
本日は最近注目されつつある『糖化(AGEs)』というものについてお話ししていこうと思います!!
『糖化』ってご存知でしょうか・・・
『糖』に『化ける』から『糖化』・・・そのままです。笑
糖化というのは、たんぱく質や脂質(主にたんぱく質)と体内で使用されず余った糖が結びつくことを言います。
そのたんぱく質が糖化してできたものを難しい言葉で
『AGEs:Advanced Glycation End Products(終末糖化産物)』
と言います。(頭文字をとったらAGEPsやないか!と思いますが。笑)
糖化のわかりやすい例として、ホットケーキを想像してみてください!
最初は白かったものが火を通すとこんがりキツネ色になりますよね!
実はこれが糖化なんです!
小麦粉や卵、牛乳に含まれるたんぱく質が加熱され、砂糖に含まれる糖質と結びつきます。
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これをメイラード反応といいますが、この反応は
『たんぱく質』+『糖質』×『加熱』で生じます。
「フライパンで焼けばそりゃ焦げるだろ!人間には当てはまらないじゃないか!」
確かにそうですが、人間は36℃~37℃程の体温を持っていますよね?
その体温によって体内のたんぱく質と糖質が長い時間をかけじっくりじっくりと結びついていくのです( ゚Д゚)!!!!
「それの何が悪いねん!」と思われるかもしれませんが・・・笑
実はこのメイラード反応(糖化)が・・・
『老化』の原因になるんです!!!
最近の研究では
「メイラード反応によって変性したたんぱく質は強い毒性を持つ“AGEs”という老化物質を生み出し、体にさまざまな悪影響を与える」
ということがわかっています。
たんぱく質というものは筋肉や皮膚、内臓、髪などを構成している大事な組織ですが、そこに余計な糖が結びつくことで正常な機能を阻害してしまいます。
「こんなにスキンケア頑張っているのにシミやシワが消えない!!!」と思っている方!
その原因はAGEsかもしれません・・・。
また、血管を構成しているたんぱく質が糖化すると動脈硬化の原因にもなります。
ここで気になるのは、AGEsが生まれる条件ですよね。
先ほど余った糖質とたんぱく質が結びつくとお伝えしましたが、それにも条件が存在します。
その条件は・・・・
次回PART2でお伝えしますのでお楽しみに!!笑