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腰痛についてPART2(担当:今井)

 

こんにちは。

職場の健康づくりをお手伝いするOSUヘルスサポートアカデミーの今井です。

 

本日は先週に引き続き腰痛についてPART2をお届けします。

まだPART1をご覧になっていない方は先にPART1をご覧ください。

本日の内容は『3.腰痛を引き起こす様々な要因とその対策』になります。

 

<目次>

1.職場の腰痛対策で行われていること(9月8日)

2.腰痛発生のメカニズム(9月8日)

3.腰痛を引き起こす様々な原因とその対策(9月15日)

4.腰痛対策のためのスクリーニング(9月22日)

5.腰痛対策の実際(9月22日)

6.腰痛対策の経済効果(9月29日)

7.これからの社会に求められるもの(9月29日)

 

 

3.腰痛を引き起こす様々な原因とその対策

・脊柱の変性

 脊椎は加齢とともに変性します。日常生活での脊椎にかかるストレスにより、変化が生じるので日ごろから栄養、休養、運動のバランスを意識し、変性の進行がゆっくりとなるように心がけましょう。

・脊柱機能の低下

 脊柱機能の低下に繋がるものとしては筋力、柔軟性、循環機能が挙げられます。筋力は腹筋、背筋のバランスが崩れることが原因となる場合があります。主に腹筋力の低下がバランスを崩す原因となりますので、強化が必要です。次に柔軟性ですが、筋肉は関節にまたがって付いています。そのため、硬く、柔軟性が低下した筋肉は関節にストレスを生じさせ痛みの原因となりやすくなります。適切なストレッチングにより質の良い筋肉の状態をキープしましょう。

・悪い作業姿勢

デスクワークによる長時間座りっぱなしの姿勢や、立ち仕事での作業姿勢、重いものを持つ姿勢は身体に物理的なストレスをもたらします。これらの悪い作業姿勢による筋疲労などは腰痛を誘発しやすく注意が必要です。

・メンタルストレス

 ストレスを感じた状態は筋肉が緊張した状態が長く続くことが多く、血行障害を起こしているのと同じ状態と作り出してしまっています。コンディショニングとして軽い運動やストレッチングを行って筋肉の緊張を緩和させるようにしましょう。

・食事と休養

 食事のバランスが崩れ、エネルギーを過剰に摂取すると体重が増加し、腰や膝に負担をかけることになります。疲労を回復させるためにはバランスの取れた食事と疲労回復のためのコンディショニングを行った上での良質の休養が必要となります。

・環境

 暑さ対策の衣類や腰ベルト、身体を補助する機器の登場により最適な作業環境を作っていくことが腰痛予防には効果的です。しかしながら、基本となるのは身体のコンディショニングです。ケアを怠らず、これらを活用しすれば快適な仕事環境を作り出すことができます。

 

PART3『4.腰痛対策のためのスクリーニング』『5.腰痛対策の実際』へつづく・・・

 

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