好きなスポーツ・趣味についてPART3(担当:大石)
こんにちは!
職場の健康づくりをお手伝いするOSUヘルスサポートアカデミーの大石です(^^)/
本日は『好きなスポーツ・趣味について』のPART3をお届けします!
まだ前回までのPART1・PART2をご覧になっていない方は是非チェックしてくださいね!
今回はとても長文です!笑 途中で飽きるかもしれませんがご了承ください。笑
私はモータースポーツが大好きです!!
特にF1(Formula 1)と呼ばれるカテゴリが大好きです(^^)/
モータースポーツと聞くと野蛮な印象を抱いたり、品がないスポーツと思われたりもするのですが、実際は全くそんなことはありません!!
非常に危険なスポーツではあることは確かです・・・。
想像してみてください!時速は300㎞を優に超え、心拍数は200拍近くまで上がり、
コーナーで体にかかるG(重力)は5G以上(体重の5倍以上)、危険以外の何物でもありませんよね!笑
そんな状態が1レース1時間半~2時間ほど続きます。
そんな長時間なんだからただぼーっと走っていると思うでしょ?笑
私たちが高速道路を走っている状況とはわけが違うんですよ!!!
実は走っているドライバーには随時ピット(戦略を練る人がいる場所)から無線で
「タイヤの調子はどうだ?」「燃料を少しセーブしてくれ」などの指示が入り、それに受け答えをしながら走っています!
心拍数が200拍近い状態で冷静に会話をするなんて普通の人間にはできません。笑
そんな極限状態で、ドライバーは正確なアクセル・ブレーキ操作、ステアリング(乗用車でいうハンドル)操作、適切なライン取り、マシンバランスのフィードバック、そして最も重要な『ライバルとのバトル』をしなければなりません。
レース中では一瞬のミスが命取りになります。これは文字通りの意味です。
順位を下げてしまうという意味もありますが、自分自身の命を失う可能性もありますし、ライバルの命を奪ってしまう可能性もあります。
ドライバーは常に『死』と隣り合わせの状態で闘わなければなりません。
実際に、2014年10月の日本GP(三重県鈴鹿サーキット)で事故は起きました。
雨の決勝レース。ジュール・ビアンキ選手という方がほんの一瞬のミスからコースアウト。
コースアウトした先には運悪く、先に事故を起こしていたマシンが止まっており、そこには撤去作業中のクレーン車が導入されていました。
時速126kmでクレーン車に衝突。最大瞬間G(重力)は254G(体重の254倍)でした。
奇跡的にも一命は取り留めましたが昏睡状態は続き、、、
2015年7月17日、彼は25歳の若さでこの世を去りました。
レース当日の朝、偶然にも私はその選手に会うことができ簡単な挨拶を交わしました。
そして数時間後、私の目の前を一台の救急車が通り過ぎて行きました。
そこに乗っていたのが事故にあったビアンキ選手だと確信したのはそれからさらに数時間後の事でした。
レースは常に命がけということは一人のファンとして心得ているつもりでしたが、
いざ目の当たりにすると、華やかな世界の裏には残酷な一面があるということを痛感します。
最後に私が最も皆さんにお伝えしたいことは、
彼らは決して自身の命を粗末にしているわけではなく、憎しみ合って闘うわけでもなく、命を奪いたいから闘うわけでもありません。
彼らは全員『誰よりも速く走りたい』という一心で闘っています。
目的が一緒だからこそ時にぶつかり合うこともありますが、彼らはいつも尊敬の念を忘れません。
『互いが互いの命を尊重しあい、敬意を払いながら闘う』
その美しさがF1の最大の魅力だと言えます。
話がかなり長くなり、さらには終盤で暗い話を盛り込んでしまいましたが、、、笑
モータースポーツ(特にF1)は本当に最高のスポーツです!!
この記事を読んでもらうことで少しでもモータースポーツの魅力を知っていただければ幸いです(^^♪
以上私の好きなスポーツ・趣味についててでした!
次回は田中さんによるPART4です!お楽しみに!